法人・個人事業主向け「Amazonビジネス」のメリット・登録方法・使い方

2017年9月23日

アマゾンビジネス

2017年9月20日より、法人・個人事業主向けのAmazonの新サービス、Amazonビジネスがスタートしました。

法人や個人事業主が業務で利用する商品を、Amazonで便利に安く購入できるようになります。

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もちろん、業務用以外の普通の商品も買えますよ!登録も無料です!

私はAmazonビジネス登場直後からビジネスアカウントを取得して利用しており、個人で使う商品もAmazonビジネスで購入しています。だってAmazonビジネスの方が割引価格になり安いですからね。

今回はそんなAmazonビジネス歴が長い私から、Amazonビジネスのメリット・登録方法・使い方までご紹介します。

目次

Amazonビジネスのメリット

Amazonビジネス

Amazonビジネスとは、法人・個人事業主のみが利用できるAmazonのサービスです。

個人でAmazonを利用する時にも、Amazonのアカウントを作ってログインしますよね。同じように、法人・個人事業主がAmazonのビジネスアカウントを作って利用できるんです。

Amazonを個人で利用している人は多いと思いますが、わざわざAmazonビジネスというビジネスアカウントを使うのは、Amazonビジネスにこんなメリットがあるからです。

  • 法人価格で安くなる
  • 費用は無料
  • 請求書払いなど、支払い方法が多様に
  • 個人向けAmazonプライムの特典がそのまま使える!(法人向けビジネスプライムもあり)
  • ビジネス向けの品揃えが豊富
  • 見積書も1クリックで作成
  • 社員ごとにアカウント作成など、管理機能が満載
  • 購買分析・レポート
  • 個人事業主は経費精算が楽に

それでは代表的なメリットを紹介していきますね。

法人割引価格で商品が安くなる!

おとく

私としては、ここが一番大きなメリットです。法人割引価格です。

Amazonビジネスを利用することで、一部の商品が個人アカウントよりも更に価格が安くなります。すべての商品が対象ではないのですが、魅力的ですよね。

対象商品には、このように「法人価格」と表示が出ます。

法人価格

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ただでさえ安いアマゾンで、さらに割引があるなんて便利です

この法人割引価格で買えるというのは、Amazonビジネスを利用する大きなメリットだと思います。

法人価格で購入できる人気商品はこちらのページにもまとまっています。

どんな商品が安いの?

いろいろ調べたところ、Amazonビジネスではかなりの数の商品が個人アカウントより安くなっていました。一例を挙げてみます。

こちらのコピー用紙は、法人価格の方が5%ほど安くなっています。対象商品には法人価格と表示されます。

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私は、2Lのミネラルウォーターのボトルが、1,150円のところ998円で購入できるのでよく利用しています

法人価格

請求書払いも可能になる

請求書

Amazonビジネスでは、個人では利用できない請求書払いも可能です。支払いサイトは月末締め翌月末払いになっています。

私はクレジットカード払いを利用しているので請求書払いは利用していないのですが、請求書払いしかできない会社にとっては必須のサービスですよね。

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ちなみに、日本はAmazonビジネス利用可能国の中でも最も請求書利用率が高いらしいです

請求書払いの使い方

請求書払いは、このような流れで利用します。

  1. 請求書払いの設定を行う(メールアドレスを設定するだけです)
  2. 1ヶ月ごとの購入商品が月末で締められ、翌月1日に請求書がメール送付される
  3. 指定の口座に銀行振込で支払う(支払いの締切日は月末)

もちろん、その他の支払方法(クレジットカード・コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー・代金引換など)も引き続き利用可能です!

見積書の作成も1クリック

Amazonビジネスでは、カートからレジに進む画面のすぐ下に、見積書のダウンロードのボタンがあります。

見積書

このボタンを1クリックすると、すぐに見積書が作成されてダウンロードできます。社内決済のために見積書が必要な会社にとっては簡単で便利な機能です。

見積書

数量割引もできる。大量に購入するならオトクに

Amazonビジネスでは、数量割引も可能です。これは、同じ商品を複数注文すると割引ができる機能です。

例えば、ある商品が通常は3,080円(税込)だったのですが、数量割引ボタンをクリックすると、

数量割引

数量割引

このように数量割引価格が出てきました。10個以上購入すると、20%引きになるようです。

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割引率は商品によって異なりますが、とても便利な機能ですね

Amazonの豊富な商品・ビジネス商品が購入できる

Amazonを利用したことのある方であれば、Amazonには無数の商品が並んでいるのがお分かりかと思います。

Amazonビジネスと聞くと、「業務用商品だけ買えるのかな?」と思ってしまうかもしれませんがそんな事はなく、Amazon上のあらゆる商品が購入できます

Amazonビジネスではビジネス向け商品の品揃えの良さも打ち出しているようで、アスクルなど他の業務用購買サービスと対抗しているよう。

BtoB(法人向け・業務用)商材

Amazonビジネスで、ビジネスユーザーに人気の商品はこちらのBtoB(法人向け・業務用)商材ページにまとまっています。

アマゾンビジネス

ユーザー管理や権限設定ができるようになる

大きな法人になると、社内に何人も購買担当者がいたりして、購入時の管理が面倒になっているケースもあるみたいです。

Amazonビジネスでは、社員がそれぞれアカウントを持ち、チームや組織単位でアカウントを管理できます。

また、平社員が高額な購買をしようとしていたら発注承認がないと購入ができないように設定するなど、権限管理も行うことができます。

部門やユーザーごとに購入物を表やグラフにしたりなど、購買履歴を管理したりするのもカンタンです。

個人事業主は経費管理がしやすくなる

経理

特に個人事業主の方は、個人としてプライベートで買う商品と、業務として経費で落とす商品を両方ともアマゾンで購入することもあると思います。

そんなとき、プライベートな商品は個人アカウントで、経費で落とす業務用の商品はAmazonビジネスアカウントで購入すると、経費精算が非常に楽になると思います。

クラウド会計ソフトを使って経費精算をしていると、こういう仕組みを作っておくと確定申告が非常に楽になりますよね。

費用は無料

無料

これだけのサービスがありながら、Amazonビジネスは特に登録費用・利用料はかかりません。無料です!

なお、個人向けのAmazonプライムと同様に、お急ぎ便が利用できたりするビジネスプライムに加入すると年会費がかかります。

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ビジネスプライムに別途加入すると、お急ぎ便などのサービスが無料になります

Amazonビジネスへの登録方法

Amazonビジネス

さて、Amazonビジネスの利用には、個人アカウントとは別のAmazonのビジネスアカウントというものを開設しなければなりません。

しかも登録情報の確認(という名の審査?)もあるみたいです。審査があると聞くと少々不安ですが、まあ落ちることは無いでしょう。開設に進んでみます。

ビジネスアカウント開設に用意するもの

通常のAmazonのアカウントは簡単に作成できますが、Amazonビジネスアカウントの場合には必要書類があります。

個人事業主の場合

  • 確定申告書B
  • 開業届出書
  • 過去2年以内の「所得税青色申告決算書」
  • 過去2年以内の「青色申告承認申請書」

いずれも、税務署の印鑑(収受印)つきの書類が必要です。通常の一般ユーザがビジネスアカウントを作成しないように、このような書類を求められるのだと思います。

法人の場合

法人の場合には特に必要な書類はありません。が、稀にこのような書類を求められることもあるようです(私は求められて提出しました)

  • 過去6か月以内に発行された、企業名および会社所在地が明記されている公共料金の領収書
  • 企業名および住所が明記された印鑑証明書
  • 企業名および住所が明記された法人設立届出書
  • 過去6か月以内に発行された、ご自身の連絡先名および企業名が明記されている社判つき在籍証明

または、次の2点の書類

  • 過去6か月以内に発行された、社判のない在籍証明書
  • ご自身の連絡先名、企業名、会社所在地が明記された名刺

Amazonビジネスのアカウント開設

ではAmazonビジネスにアクセスして、アカウント作成に進みましょう。

Amazon Business

サインインを求められましたので、私は登録する時になんとなく既存の個人アカウントでログインしました。

Amazon Business

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ですが、アマゾンビジネスに新規登録する場合は新しいアカウントを作成するのがお勧めです。理由はこの後解説します

企業情報を入力

次の画面では、企業情報の入力を求められました。

法人ではこのような情報を入力します。資本金などを入力する必要もなく、非常に一般的な内容ですね。

法人と個人事業主とで入力内容が異なるのは法人番号のみでした。Amazon側での確認作業スピードを早めるために、法人番号は入力しておいたほうが良いと思います。

Amazon Business

連絡先情報

次の画面では担当者氏名などを入力します。何故か所属部署名が必須です。小さな法人だと困ってしまいますね。

Amazon Business

アカウントの作成方法を選ぶ

既存の個人のAmazon.co.jpアカウントでログインした場合、ここでビジネスアカウントの作成方法を選びます。方法は2つです。

  • 新規でビジネスアカウントを作成する
  • 個人アカウントをビジネスアカウントに移行する

Amazon Business

実は、アマゾンの公式ヘルプページにこのような記載があります。ここに書いてあるとおり、新しいメールアドレスを登録することをお勧めします!

ビジネスアカウントには、個人のAmazonアカウントとは異なるEメールアドレスを使用することをおすすめします。一度ビジネスアカウントに登録されると、同じEメールアドレスで登録された個人アカウントの注文はできなくなります。

Amazon Business

なお、このように個人用のアドレス帳や支払い方法をビジネスアカウントにそのまま移行することもできました。

Amazon Business

Amazonビジネス登録完了!

これにてAmazonビジネスへの登録が完了です。登録は非常にシンプルでした。

ここから登録情報の確認(という名の審査)が発生し、無事に終了すればAmazonビジネスが使用できるようになります(^^)

Amazon Business

その後、追加書類を求められた

私の場合、登録してから土日を挟んで3営業日後に、追加書類を求めるメールがやってきました。

Amazon Business

「情報を確認できませんでした」と言われても、しっかり登記している会社なのですが、一体何をどうやって確認してるのでしょうか🤔

追加で必要な書類と言われたのは、以下のいずれかです。

  • 過去6か月以内に発行された、企業名および会社所在地が明記されている公共料金の領収書
  • 企業名および住所が明記された印鑑証明書
  • 企業名および住所が明記された法人設立届出書
  • 過去6か月以内に発行された、ご自身の連絡先名および企業名が明記されている社判つき在籍証明

または、次の2点の書類

  • 過去6か月以内に発行された、社判のない在籍証明書
  • ご自身の連絡先名、企業名、会社所在地が明記された名刺

ちょうど印鑑証明書があったので、ここからアップロードしました。

Amazon Business

無事にAmazonビジネスのアカウントを開設できた

追加書類を提出した次の日、このようにAmazonビジネスアカウントの開設ができました!

Amazon Business

私のような弱小法人でも、請求書払いもOKのようです。

請求書

請求書払いの設定

請求書払いを実際に利用するには、請求書を受信するメールアドレスを設定すればOKです。

請求書

これだけで請求書払いが使用できるようになりました。

請求書

Amazonビジネスの画面

これがAmazonビジネスが使えるようになった画面です。個人アカウントの画面とはちょっと違いますね。

アマゾンビジネス

ビジネスプライムに加入するとこんな感じになります。

Amazon Business

ビジネスプライムのメリット・デメリット

ビジネスプライム

個人会員にAmazonプライムがあるように、ビジネスアカウントにはビジネスプライムがあります。

ビジネスプライムのメリット

ビジネスプライム

ビジネスプライムの特典は3つです。

  • お急ぎ便やお届け日時指定便が使い放題
  • 購買分析ダッシュボード
  • 購買コントロール

「お急ぎ便やお届け日時指定便が使い放題」と言うのは皆さんおなじみですよね。最短で当日に注文した荷物が届くようになります。

「購買分析ダッシュボード」と「購買コントロール」に関しては、かなりの規模の企業でないと使用しない機能だと思います。

ビジネスプライムのデメリット

さてさて、私が考えるビジネスプライムのデメリットはこちらです。

料金が高い?

ビジネスプライムの料金はこちらの通りです。ユーザーの規模に応じて、4つのプランがあります。

プラン 最大ユーザー数 年間料金
Essentials 3ユーザーまで 4,537円(4,900円 税込)
Small 10ユーザーまで 12,500円(13,500円 税込)
Medium 100ユーザーまで 35,000円(37,800円 税込)
Unlimited 無制限 250,000円(270,000円 税込)

ちょっと高いと思ってしまうのは私だけでしょうか?

個人向けAmazonプライムの特典はほぼない

個人向けのAmazonプライムにはいろいろな特典がありますよね。プライムビデオとか、プライムナウとかプライムミュージックなどなど。

こうした特典はビジネスプライムにはありません。法人・個人事業主向けなので仕方ないですけどね・・。

個人向けアマゾンプライムはAmazonビジネスでも使える!

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個人でアマゾンプライム入ってるけど、ビジネスアカウントも欲しい。でもお急ぎ便が使えなくなっちゃうし、かといってビジネスプライムは高いしなぁ・・

という方に朗報です。個人向けのAmazonプライムのお急ぎ便の特典は、Amazonビジネスのアカウントでも使えます!

つまり、個人向けのAmazonプライムに入ってさえしまえば、お急ぎ便・プライムビデオといった個人向けの特典と、法人特別価格というビジネス特典のいいとこ取りができます!

Amazonビジネスのデメリット

最後に、私が気づいたAmazonビジネスのデメリットを書いてみます。

医薬品が購入できない

Amazonビジネスでは、医薬品が購入できません。

医薬品は検索結果に出てきますし、カートにも入れられるのに、購入画面でエラーが出てきます

Amazon Business

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医薬品は購入できない仕様なら検索画面に出ないで欲しい・・

法人で福利厚生のために医薬品を購入したいときはどうすれば良いのでしょうか?

仕方ないので個人用アカウントで医薬品を購入しました。

価格が安くなる、Amazonビジネスおすすめ

ちょっとだけデメリットを紹介しましたが、総じて良いサービスだと私は思います。

法人であれば加入しない理由はありませんし、たとえ個人事業主であったとしても、法人価格割引がある点で個人アカウントよりオトクです。

気になる方は、ぜひAmazonビジネスを試してみてください!

法人

Posted by auto-ts.net