FXの取引コスト、スプレッドって?原則固定?→つまり手数料。安いほうが良い!
FXは、国内業者であれば口座開設するにも取引するにも「手数料」というものは基本的にかかりません。ではFX業者はどうやって収益を得ているのでしょうか?
その答えはスプレッドにあります。
スプレッドとは?
FXとは?の記事で説明したとおりですが、FXで取引するときには買うときの価格と売るときの価格に差があります。これをスプレッドと呼びます。
そしてこの中にはFX業者の手数料も入っているのです。
こちらの表では、各通貨ペアの売り価格と買い価格、その差(スプレッド)が書かれています。ちなみに表の中の「Bid」が売るときの価格、「Ask」が買うときの価格です。BidとAskは世界的に通じます。
スプレッドが手数料ってどういうこと?
例えば、上記の表でドル円を売ったとします。価格は112.608円ですね。このとき、損益はマイナスからスタートしています。
売った状態から買い戻すときには112.611円なので、0.3銭(スプレッド)分だけ損しているわけですね。
具体的に言うと、例えば10,000ドル取引しているときには、10,000ドル×0.3銭で、およそマイナス30円くらいです。
FXで取引するときには、このように「スプレッドはコストなんだ」という意識が大事になってきます。
この通貨ペア、スプレッドが大きいんだけど・・?
スプレッドはFX業者や通貨ペアによって変わります。メジャーな通貨なほどスプレッドは狭いですね。これは初心者におすすめのFX業者のDMM FXのスプレッドの例です。なんとなく、メジャーな通貨ほどスプレッドが狭いことがお分かりでしょうか。
スプレッド原則固定ってどういうこと?
FXの広告には、だいたいこんな風に「スプレッド原則固定(例外あり)」と書いてあります。これってどういうことでしょうか?
この広告で言うと、このFX業者はドル円のスプレッドを0.3銭にしています。ただし、「例外あり」なので、「0.3銭より広がることがあるよ!」というわけですね。
ではどういうときにスプレッドは広がるのでしょうか?
早朝の時間帯
日本時間早朝の朝4時〜9時くらいは、世界のFX市場があまり活発でない時間です。詳しい仕組みは難しいので省きますが、この時は取引量が少ないのでスプレッドが広がりやすくなってしまいます。
イベントがあるとき
大きな金融イベントがあると、スプレッドは広がりやすくなります。例えば「日銀金融政策決定会合」とかアメリカの「雇用統計」などが大きな金融イベントなのですが、このイベントの前後はスプレッドが広がりやすくなります。
要人発言など
世界の重要人物が為替に関して発言すると、値動きが激しくなってスプレッドが広がったりします。例えば日銀総裁とか、各国の大統領や財務大臣などなどですね。
どうやってFXを始めたらいいの?
これからFXを始める方にはDMM FXがおすすめです。DMM FXを使う人のほとんどは初心者と言われており、はじめてFXを取引する方への情報が満載です。