FXのPipsとは?何でみんなPipsを書くの?Pipsっていくら?
FXに関するブログや掲示板を見ていると、「今週は132.1pips利益」「-120pips損失だ、、」などと、Pipsという単位で収益を書いています。
Pipsとは何なのでしょうか?
Pipsとは値動きの単位
Pipsはピップと読みます。人によってはpipと書いたりピプと書いたりしますが、どれも同じです。
例えば、Aさんがドル円を101.101円のときに買って、101.203円のときに決済していれば、Aさんは+10.2pipsの利益です。
Bさんがユーロドルを1.06234のときに売り、1.06100のときに決済すれば、Bさんは+13.4pipsの利益です。
計算方法はこうです!
Pipsの計算方法
pipsの計算方法は、取引が○◯円の取引か、それ以外かで異なります。○○円の取引は、1銭の値動きが1pipsになります。小学生の時に習った筆算で計算してみます、笑
一方で○○円以外のときにはちょっと違います。0.0001の値動きが1Pipsになります。多くの業者では、小数点以下は5桁ありますので、最後から2つめの桁が1Pipsですね。
Pipsで利益を書くとここが便利
さて、ではなぜネット上ではみんなPipsで利益を書くのでしょうか?そのメリットは2つあるのです。
具体的な利益額を隠せる
Pipsで書くと、具体的な利益の額が隠せます。なんとなくネット上では、自分の利益を書くのは嫌ですよね。Pipsで書けば具体額が隠せるのです。
「今週は132.1pips利益」とAさんのブログに書いてあっても、具体的にAさんがいくら儲けたかは分からないのです。
どの通貨でも公平に利益を合算できる
Pipsという単位がないと、違う通貨での利益が合算できません。
例えばこういう場合を考えてみましょう。
Aさんがドル円を101.101円のときに買って、101.203円のときに決済。Aさんは+10.2(銭)の利益。
同じくAさんがユーロドルを1.06234のときに売り、1.06100のときに決済、Bさんは0.0134(ドル)の利益。
Aさんは今週の利益をまとめて日記に付けたいとき、困ってしまいます。単位が違うのでドル円とユーロドルの利益を合算できないからです。
ここでPipsであれば、ドル円の+10.2pipsとユーロドルの+13.4Pipsを足して、合計+23.6Pipsの利益、とまとめて記載することができます。
1Pipsっていくらなの?
Dさんのブログに「今週は+200Pipsの利益だ」と書いてあった時、Dさんの儲けは計算できるのでしょうか。
実は正確に計算はできません。理由は2つです。
取引量が分からない
Dさんが、どれだけの量を取引しているのか分かりません。
例えばDさんがドル円で+200Pips獲得したとしましょう、この時、Dさんが10,000ドル分を取引していれば10.000×200(Pips)÷100で2万円の利益になります。
ですがDさんが100,000ドル取引していれば20万円です。取引量がわからないので、具体額は分かりません。
1Pipsの儲けは通貨ペアによって変わる
1Pipsの儲けは通貨ペアによって変わります。例えば、ユーロドルを考えてみましょう。
ユーロドルの1Pipsとは0.0001ドルの値動きのことです。Eさんが10,000ユーロの取引をして+100Pips獲得していたら、10,000(ユーロ分)×0.0001(ドル)×100(Pips)の値動き、つまり100ユーロを獲得したことになりますね。
そして100ユーロをその時のレートで日本円になおす必要があります。だいたい1ユーロは120円ですので、12,000円くらいですね。
100Pips獲得してもそれが○○円以外の通貨ペアなら最後に日本円になおすので、1Pipsの儲けが異なってしまうのです。
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