EasyLanguage 基礎の基礎 プログラムの書き方⑦予約語

さて、ちょっと難しいですが、便利な内容です。
EasyLanguageでは、「予約語」という便利な言葉が用意されています。名前は難しいですが、とても便利です。
プログラムで、
- 今日のでき高
- 昨日の終値
- この10日間の一番の安値
みたいな数字を使いたい時に、とても便利です。
値段に関する予約語
EasyLanguageでは、このような予約語が用意されています。
予約語 | 意味 |
Open[n] | n本前の始値 |
Close[n] | n本前の終値 |
High[n] | n本前の高値 |
Low[n] | n本前の安値 |
Volume[n] | n本前のでき高 |
nには、数字が入ります。
例えば日足では、Open[1]には昨日の始値が、Low[10]には10日前の安値が入っています。ちなみに、Volume[0]のように、0が入ると当日を意味します。
このとき、[0]は面倒なので省略することができます。Highは今日の高値になっています。
時間に関する予約語
時間に関する予約語もあります。
予約語 | 意味 |
Date[n] | n本前の日付(年月日) |
Time[n] | n本前の時間(時分) |
例えば、日足ではDate[100]で100日前の日付が取得できます。
注意
面倒なのですが、、注意しなければならないのは、「年」が少々おかしな形式で表されています。
例えば、2016年2月1日は、EasyLanguageでは「1160201」と表されてしまうのです。
最後の4桁はそのまま月日なのですが、はじめの3桁は、
0YY は 1999 年以前、1YY は 2000年以降
という形式になっています。1972年は072、1999年は099、2003年は103です。
非常にわかりにくいですね、どこがEasyなLanguageなんでしょうか
頑張って慣れていきましょう!
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