EasyLanguage 基礎の基礎 プログラムってなに?

2016年7月10日

piano

さて、EasyLanguageの基礎の基礎を始めます。

そもそも、「トレードステーションでプログラムを組んで自動売買を実現する」といっても、プログラムってなんなのでしょうか。理系でプログラムをさわったことのある方には分かるでしょうが、それ以外の人にはチンプンカンプンでしょう。。。

私は、プログラムをわかりやすく例えるなら「楽譜」だと思います。

piano

楽譜って、私を含め読めない人が多いと思いますけど、なんとなくイメージはわきますよね。

  • はじめは左上からスタートして、順番に右の方へ演奏していく
  • 初期条件が書いてある(イ短調とか、テンポとか)
  • 途中である箇所を繰り返したり、飛ばしたりする
  • 同じ楽譜なら、違う人が演奏しても同じ曲
  • 習ってないと読めない。でも慣れればすぐ読めちゃう

実はこれ、プログラムにも当てはまります。次をごらんください。

Inputs: TakeProfit( 100 );

Inputs: StopLoss( 100 );

Inputs: Lots( 100 );

Inputs: SMAperiod( 22 );

Vars: sma( 0 );

sma = Average(Close, SMAperiod);

if Close > sma then Buy ( "Long" ) Lots shares This bar on Close;

if Close < sma then SellShort ( "Short" ) Lots shares This bar on Close;

プログラムも、楽譜と同じです。

  • はじめは上からスタートして、順番に下の方へ演奏していく
  • 初期条件が書いてある
  • 途中である箇所を繰り返したり、飛ばしたりする
  • 同じプログラムなら、違う人が実行しても同じプログラム

この簡単なプログラム、全部で8行ありますが、一番上には初期条件が書いてあり、その条件のもとでプログラムは動きます。

一番上から、一行ずつ、順番に実行されていきます。ただ、楽譜と同じようにあるところが繰り返されたり、飛ばされたりします。

昔、友人にプログラムを説明するとき「行ってなんなの?」と言われたことがあるのですが、本当にプログラムには行があるのです。一行一行実行されていきます。

まだまだイメージはつきづらいかと思いますが、頑張っていきましょう。

ちなみに

プログラムと楽譜、違うところといったら、「変数」でしょうか。

プログラムには、「変数」という入れ物がある。その中身は変わったりする

EasyLanguage 基礎の基礎、次の記事はこちら

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