便利な薬が簡単に買える、薬品の海外からの個人輸入代行って?

皆さんは海外薬品の個人輸入代行ってご存知でしょうか。
私はライフハック(生活の改善)に興味があり、たまに海外から薬品を入手して使用しています。
「海外から薬を買うとか危なくない?」「怪しそう」「怖い」
そんな声に答えるべく、海外薬品の購入・輸入・利用などについて記載させて頂きます。ページの最後には注意も書いてありますので、ぜひ御覧ください。
海外薬品の個人輸入代行って?
一言で言ってしまえば、これは「薬の通販」だと思ってしまえば理解しやすいでしょう。Amazonなどで薬を買うことができるように、インターネットを通じて海外から薬品を買う(輸入する)ことができます。
海外から輸入する、というのがポイントになります。どういうことかというと、日本で手に入りにくい薬が手に入る、ということです。
例えばどういうものか、一例を紹介してみます。
処方箋/医師の診断が必要な薬が買える
海外旅行に行ったときに、現地の薬局で、日本では売っていない薬が売っているのに驚いた方もいらっしゃるでしょう。各国で薬の販売規制には差があって、特に日本の規制は厳しいと言われています。
しかしながら、個人輸入という手段を用いることで、処方箋が必要な薬の一部が処方箋入らずで手に入ってしまうのです。
例えば私は、肩こりの改善のためにミオナールという薬を購入しました。以前、日本で医師の診断を受けて処方したもらったことがあるのですが、今回は個人輸入してみたのです。
仕事が忙しくてなかなか病院にいけない!という人にはもってこいでしょう。
日本では売っていない薬が買える
例えば、私が愛用しているものに海外のリステリンNo.6があります。
日本でも同じリステリンNo.6は売られていますが、日本のものには「フッ化ナトリウム」(いわゆるフッ素)が含まれていません。
日本では薬機法(薬事法)等の関係で、洗口液/液体歯磨きにフッ化ナトリウムを含めることができないのですが、海外では売られています。虫歯の予防にとても便利です。
法律的に問題はないの?
日本で手に入らない薬が個人輸入代行では手に入りますが、もちろん法律的にもOKです。厚生労働省のページにも、きちんと記載があります。
ただし、もちろん輸入が禁止されている薬品もあり、こういった薬品は輸入できません。
一例として、デパス(エチゾラム)という薬品はかつては個人輸入ができたのですが、2016年10月より向精神薬に指定されたので個人輸入が不可能となりました。
法律的にOKなので、きちんと医療費控除の対象にもなるようです。
なんで「個人輸入代行」っていうの?
厚生労働省のページを読むと詳しく書いてありますが、要するに、「個人が自分自身のために使用する薬なら、(禁止されてる薬品はNGだけども、)ある程度までなら輸入してOK」と書いてあります。
これ以外、例えば薬局が輸入して販売、などになると、薬機法の厳しい規制がかかってしまうのです。
個人が自分で輸入をすることで、手に入りにくい薬が手に入る。ある意味抜け道とも言えるでしょう。
そして、個人輸入代行業者は、輸入のお手伝いをしてくれます。自分で薬品の輸入を行おうとすると大変な労力がかかると思いますが、代行業者を使うことで簡単に輸入ができるのです。
もちろん、あくまで「個人輸入」なので、責任は輸入した人にかかってきます。
危なくないの?
海外の薬というとどうしても危ないイメージが付きまといます。確かに、海外の薬には怖いイメージがありますよね。
実際に海外の薬を輸入してみると、パッケージが日本のものと比べて貧相だったり簡素だったりします。ちゃんと品質は良いのか?という気もします。
しかしながら、日本で手に入れている薬も元を正せば海外製だったりします。薬には生産国の表示義務はないのですが、日本で売られているすべての薬が日本製である、なんてことはありません。
あなたが今近所の薬局で買って飲んでいる薬も、海外製だったりするかもしれませんよ。
海外でももちろん医薬品としての厳しい規制を受けているので、「薬が海外製だった」という理由で問題になったことは私は聞いたことがありません。
また、「偽物が多いんじゃないの?」というイメージもあるでしょう。確かに、中には怪しい個人輸入サイトがあるようです。
私はオオサカ堂、あるいはアイドラッグストアーを利用しています。この2サイトが2大巨頭で、評判もよく偽物は扱っていないかと思います。
どんな薬が売ってるの?
一例を紹介してみます。
AGA治療薬
オオサカ堂ではサイト右側に売上ランキングが載っていますが、だいたいいつも1位になっている商品です。男性型脱毛症の医薬品です。
保険が効かない、いわゆる自由診療の領域になる医薬品は、人気が高い傾向にあります。
病院に行くのが恥ずかしい、という理由であったり、圧倒的に薬の価格が安かったりするのが理由です。
経口避妊薬、低用量ピル
こちらもランキング上位にある商品です。病院で処方するとだいたい3,000円/28日すると思いますが、安く購入できます。
抗ヒスタミン薬
風邪の時であったり、花粉症などの症状を抑えるために処方されるアレルギー薬です。例えばこちらはザイザルのジェネリック品になります。
日本に売っていないサプリメント
リポビタンDなどで有名なタウリンや、美肌に効果があるとされるビオチン(ビタミンB7)などは、日本ではサプリメントとしての販売ができませんが、個人輸入では購入することができます。
ED薬
バイアグラやレビトラなどと同成分の薬が売られています。日本で買うより低価格です。
どうやって利用するの?
利用方法ですが、Amazonや楽天など、普通のネット通販と変わるところはありません。
商品について調べて選んで、カートに入れて、クレジットカードなどで決済すれば、配送されてきます。
通常のネット通販と異なるのは、例えばこのようなところです。
配送に時間がかかる
すべて海外からの配送になるため、ある程度時間がかかります。とはいえ、ほぼすべて航空便ですので、だいたい1週間〜10日程度かかる印象です。
性別によって輸入できる薬品がある
税関の審査上、性別によって買えない商品があったりします。例えば、男性の名義ですと経口避妊薬(低用量ピル)、例えばトリキュラーED(Triquilar ED)は買えませんし、女性の名義ではED薬、例えばシアリスと同成分のタダリスSXは買えません。
返品ができない
商品が未開封状態であっても、クーリングオフ制度の適用など、返品は一切できません。
最後に注意
以上、個人輸入代行について書かせて頂きました。
ただし、簡単に輸入できるとはいえ、薬は薬です。もし薬品を使用して重大な副作用などが起こっても自己責任となります。
また、私は医師や薬剤師など、医業に関わる人間ではありません。一般人です。
本記事に書いた内容はすべて私個人の感想です。何か問題が起こっても私に責任は御座いません。
個々人の判断で、薬品の個人輸入を行ってみてください。それでは!