フィリピンなどへ海外送金するためにSBIレミットを試してみました

SBI

以前、私はフィリピンに英語留学に行きました。

その時知り合った人たちとは今も関係が続いていて、ときどき日本にいながら英語を教わったりしています。

そうしてお世話になっている人たちのためにお礼として、今回は日本からフィリピンへお金を送る方法を調べて試してみました。

銀行は手数料が高い

お金を送るとなると、まず思いつくのが銀行です。が、銀行を使った送金はあまりオススメできません。その理由は2つ。

手数料が高い

お金

銀行を使った海外送金は、非常に手数料が高いです。

手数料が安いネットバンクを使っても、1回の送金に千円〜数千円の手数料がかかってしまいます。これは非常にもったいない。

フィリピン人は銀行口座を持っていない人もいる

これはフィリピンの事情ですが、経済的に貧しいフィリピンでは、銀行口座を持っていない人も多数存在しています。

そのため、他の手段で送金できればベストです。

海外送金サービスが安い!

そうして行き着いたのが、海外送金サービスです。

海外送金サービスとは海外送金専門の会社が提供するサービスで、銀行よりもはるかに便利に安くお金を送ることができます。

海外送金サービスのメリットはこちらです。

手数料が安い

まず1番のメリットが、手数料の安さです。海外送金サービスを使えば、1回の手数料は数百円からで済みます。

例えばこちらが、SBIレミットというサービスの手数料です。非常に安い。

手数料

口座も不要

このサービスを使ってお金を受け取る人には、銀行口座がいりません。特にフィリピンにお金を送る際には非常に便利なサービスです。

現地では、加盟店に行けば現金が受け取れます。フィリピンにはそこら中にあるので、受け取りに全く問題ありません。

どんな会社を選べば良い?

海外送金サービスには、「TransferWise」や、フィリピン送金特化の「Gcash Remit」やなどいろいろな会社があるのですが、今回私はSBIレミットを選びました。

ネット上の評判も良く、良いサービスだと思います。

手数料が安い

お金

いくつかの会社を比較してみたところ、SBIレミットが最も送金手数料が安いことがわかりました。

手数料だけを見ると、フィリピンに送金するときにはフィリピン送金専門の「Gcash Remit」が最も安いのですが、為替レートがSBIレミットの方が良いため、総合的に考えるとこちらの方がお得です。

いろいろな国に送金できる

世界

SBIレミットでは、世界中のほとんどの国に送金できます。

公式ホームページの送金可能国一覧をご覧いただくと分かるのですが、あらゆる国をカバーしています。

今後はフィリピン以外のいろいろな国にも送金することを考えると、SBIレミットの口座を1つ作っておけば充分かなと思いました。

会社が信頼できる

会社が信頼できるかというのも、一つのポイントでした。

SBIレミットは、SBIと言う名前の通り、SBI証券や、住信SBIネット銀行、SBIソーシャルレンディングなどを展開している巨大金融グループの一員です。SBIには私はいつもお世話になっているので非常に信頼がおけました。

また、SBIレミットはもちろん、「資金決済に関する法律」に基づく資金移動業者として金融庁の認可を受けています。

SBIレミットの口座を開いてみる

そんなSBIレミットの口座を開いてみました。口座開設の流れはこんな感じです。

  1. まずはWebから申し込み
  2. 自宅にウェルカムパッケージ(口座開設セット)が届く
  3. ログインする

まずはWebから申し込み

ここからSBIレミットの公式サイトに行き、口座開設申し込みを進めていきましょう。

SBI

ユーザネームと国籍

まず設定するのはユーザネームと国籍です。SBIのサービスでは、ユーザネームを設定するのはおなじみですね。

SBIレミット

お名前

次は名前です。のちのち身分証明書も提示するので、しっかりと本名を入力しましょう。

SBIレミット

住所

続いて住所を入力します。

SBIレミット

書類配達希望時間帯

親切なことに、ウェルカムパッケージを届ける際の配達希望時間帯までここで指定できます。

SBIレミット

その他

最後に性別、電話番号、職業、メールアドレス、送金用の口座などを指定します。

送金用の口座は、後で日本円を入金するときの口座なので、振り込む時に手数料がかからない銀行を選ぶのが良いです。

SBIレミット

申し込み完了

これで申し込み完了です!

後はウェルカムパッケージが来るのを待ちましょう。

完了

ウェルカムパッケージが到着

ウェブ上で申し込んでから3日後、佐川急便でパッケージが到着しました。

SBIレミット

この紙に書かれているユーザネームと仮ログインパスワードで、SBIレミットにログインします。

初回ログイン時の設定

初回ログインの際には、国際送金規定や電子交付に同意するなどの手続きがあります。

同意

また、ログインパスワードと取引パスワードも設定します。

パスワード

実際に送金してみる

正常にログインできるようになったので、実際に送金してみます。送金のために行うステップは2つです。

  • 送金先を登録する
  • お金を入金する

送金先を登録する

送金する前に、送金先の受取人を登録する必要があります。

送金先

送金先は、このような感じで登録します。まずは受取人の国と通貨、送金方法を指定します。送金方法は通常は「10 Minute Service」で良いでしょう。

送金方法

次に受取人の氏名や住所などを入力します。電話番号やメールアドレスを入力しておくと、送金の際に相手に通知が行くようなので便利です。

送金先

最後に「フリコミ送金」と、「Remit Card」を指定します。「フリコミ送金」と「Remit Card」とは、同じ人に何度も送金をする際に手間がかからなくなるサービスです。今回は私は利用しませんでした。

送金先

これで送金先の登録は完了です。

完了

送金先を登録すると、審査?があるようです。審査に完了すると、送金できるようになります。私の場合は1時間くらいで審査が終わりました。

審査

お金を入金する

送金する日本円を入金します。最も便利な方法は「銀行振り込み」です。指定された銀行の口座に日本円を入金します。

コンビニから入金できたりもしますが、手数料が高いので、私は銀行振込が便利だと思います。

入金先の口座を確認しよう

入金先の口座を確認するには、「会員情報」をクリックします。

会員情報

ページの真ん中らへんに、このように銀行口座が書いてあるので、ここに振り込むとOKです。

口座

私はこの口座に3,000円振り込みました。

送金する

ここまで完了してから、実際に送金してみます。まずは送金したい人を選択します。

送金

次の画面で、送金したい金額を指定します。私の場合は入金した3,000円全額を送金することにしました。

金額

次の画面で、手数料や為替レートを換算した実際の送金金額が出てきます。

為替レート

問題なければ取引パスワードを入力して、

パスワード

これで送金完了です!

送金完了画面に出てくるリファレンスナンバーというのが最も重要な情報です。

ナンバー

リファレンスナンバーを相手に教える

出てきた8桁のリファレンスナンバーを相手に教えます。

または、SBIレミットに電話番号やメールアドレスを入力していれば、相手に自動的に番号が通知されるみたいです。

お金を受け取る

キーファレンスナンバーと身分証明書を持って、MoneyGramの加盟店に行き、「MoneyGramからの送金である」ことを伝えると、お金が受け取れます。

MoneyGramの加盟店はこちらです。取扱店総数は約8,100店と、フィリピンにはそこら中にあります。

Banks

  • Banco de Oro Unibank
  • Metrobank
  • Bank of Commerce
  • Rizal Commercial Banking Corporation
  • One Network Bank
  • Allied Bank
  • United Coconut Planters Bank

Pawnshops

  • Cebuana Lhuillier Services Corporation
  • M.Lhuillier Financial Services
  • Palawan Pawnshop
  • RD Pawnshop. Inc.

Retail

  • SM Malls
  • Frewill Finance Corporation
  • Peragram
  • KwartaGram

SBIレミットを使ってみよう

SBIレミット、実際に使ってみるとユーザインターフェースが古臭かったりして使いづらいところがありましたが笑、手数料が安く、為替レートも割と良いので、良いサービスだと思います。

皆さんも海外送金の際にはぜひ使ってみてください。

SBIレミットの公式サイトはこちら