トレードステーションと岡三RSSの日本株自動売買の比較

最近、岡三オンライン証券の岡三RSSでの株自動売買に興味が出てきました
個人が簡単・格安・高度に日本株の自動売買を行うにはトレードステーションか岡三RSSの2つが選択肢に入ると思いますが、ここではそんなトレードステーションと岡三RSSの比較をしてみます。
各ツールの紹介
その前にトレードステーションと岡三RSSについて簡単に書いてみます。まずはトレードステーションから。
トレードステーション
トレードステーションはマネックス証券の出している株式取引ツールです。2016年に登場しました。詳しくはトレードステーション:手数料も最安レベル!無敵の株取引ツールの紹介・使い方をご覧になると早いと思います。
ツール手数料は無料で、高度なインジケータがいくつも有るので、高度な分析を行いたい方に向いてます。
岡三RSS
岡三RSSは岡三オンライン証券が出しているExcelのアドオン(追加機能)です。これをExcelに入れると、Excel上で株の自動売買ができます。
トレードステーションのように高度な分析は難しい(できなくはない)ですが、Excelという身近なツールが使えることはデメリットですね。
ちなみにRSSとは「リアルタイムスプレッドシート」の略で、ブログの更新を教えてくれるRSSとは別物です。
利用料は35日につき5,000円(税込)ですが、この条件を満たすと無料になります。
無料条件:手数料計算期間の手数料実績が2,000円(税抜)以上(※1)
前月21日から当月20日までの手数料(※1)を合算し無料条件が適用されると、当月25日に(※2)利用料無料日数35日分が付与されます。
※1 手数料の対象は、国内株式取引(信用取引を含む)および先物・オプション取引(取引日ベース)となり、その合計金額を手数料実績とします。発注方法は、岡三ネットトレーダーシリーズのほか、Webが対象となります。
※2 25日が休日等の場合は、前営業日に利用料無料日数が付与されます。
トレードステーションと岡三RSSの比較
では2つを比較してみます。ここでは自動売買に関する比較をしてみます。
ツール利用料
これはトレードステーションが若干強いです。
トレードステーションのツール利用料は無料です。ただし、この解約条件を満たすとトレードステーションとの契約が解除されてしまいますのでご注意を。
- 過去1年間において、トレードステーションを通じた取引がない場合(約定日基準)
- 月末残高(証券総合取引口座に預託されている日本円、MRF、国内上場有価証券および投資信託(外国籍投資信託を除く))が30万円に満たない場合
ただし、トレードステーション利用契約締結から1年間は、無条件で利用できます。
岡三RSSは条件を満たせばツール手数料は無料ですが基本は有料です。トレードステーションに比べると負けてしまいますね。
ツールの使い勝手
これはどっちもどっちだと思います。
岡三RSSはExcelのツールなどで、特にExcelを使い慣れている方は導入しやすいと思います。
一方でトレードステーションは「高度すぎて使い方が分からない!」という人が多数いるようです。慣れてしまえば問題ないのですが。
トレードステーションの方が搭載されている機能が多いので、慣れればトレードステーションの方が高度な機能を使えます。
分析手法
これはトレードステーションが強いです。トレードステーションはMACD、一目均衡表、ADXなどいくつものインジケータを標準搭載しています。
一方で岡三RSSではこうしたインジケータを使って分析することはなかなか難しいです。もちろん、Excelで数式を組めば可能ではありますが、大変ですよね、、
自動売買の監視対象銘柄
これは岡三RSSの大勝利です。
トレードステーションは、チャートを開いている銘柄しか自動売買の対象にできません。例えば、100銘柄を監視して自動売買をしたいなら、チャートを100個開かなければならないのです。面倒ですね。。。
一方で岡三RSSであれば、1つのExcelウィンドウから最大で500銘柄を監視対象にして自動売買できます。ちなみにExcelウィンドウは2つまで開けますので、最大で1,000銘柄です。
売買できる商品
これも岡三RSSの大勝利です。
トレードステーションは、日本株(加えてETFなどなど)と米国株(米国株トレードステーションを利用)が売買できます。日経平均先物は値段すら見ることができません、、
ですが岡三RSSは、1つのExcelウィンドウから日本株、先物、オプション、くりっく365、くりっく株365を売買可能です。とても多彩ですね。
投資アルゴリズム
つまり「どのようなロジックで自動売買するか?」ということですが、これはトレードステーションの勝利かと。
トレードステーションは標準で色々なインジケータと自動売買手法がインストールされているので、それらを組み合わせることで高度なロジックをつくれます。EasyLanguageという言語を使って自分でロジックを作成することもできます。
岡三RSSは公式サイトにサンプルプログラムがありますが、トレードステーションに比べると少ないですね。自分でロジックを組む際はExcel関数やVBA等を使って組み込むこともできます。
比較まとめ
まとめると以下のような感じです。※あくまで私の主観です。
トレードステーション | 岡三RSS | |
利用料 | ◎ | ◯ |
使い勝手 | ◯ | ◯ |
分析手法 | ◎ | △ |
監視銘柄 | △ | ◯ |
売買商品 | ◯ | ◎ |
アルゴリズム | ◯ | △ |
岡三RSSのキャンペーン
さて、そんな岡三RSSがキャンペーンを行っています。口座開設後、5万円の入金をすると、5,000円キャッシュバックというものです。
岡三RSSの利用には、まずは岡三オンライン証券の口座開設が必要です。
私は複数銘柄を自動売買の対象にできるという点で、岡三RSSに惹かれています。Excelで自動売買をしてみたい!という方は、ぜひどうぞ!
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