不労所得で暮らすには、資産を構築するしかない

最近、改めて「不労所得」というものに着目しています。
不労所得、つまり「働かずに得られるお金がある」ということ。これがあれば会社員として会社に行かずとも生活することができます。自由な生活ですね。
私は自動売買をメインとしていますが、その他にも様々な手段で不労所得を得られないかいつも考えています。
自動売買は「資産」なのか?
不労所得という言葉が持て囃されるようになったのは、「金持ち父さん貧乏父さん」が流行った2000年以降になるのでしょうか。
この本では次のようにキレイに資産と負債が整理されています。
「資産」はポケットにお金を入れてくれる
「負債」はポケットからお金をとっていく
不労所得=資産があればお金が入っていき、ラットレースから抜け出すことができる。私はそう理解しています。
この本を読んで「資産」を作ろうと、不動産投資などに手を出した方も多いと聞きます。
が、不動産投資も、株式投資も、FXも、ロバート・キヨサキのいう「資産」ではないような気がしています。
一般的に投資というものは元本割れリスクがありますから、上手く行けばポケットにお金を入れてくれますが、一歩間違えればポケットからお金が消えてしまいます。
これは本当に「資産」なんでしょうか?
「金持ち父さん貧乏父さん」を読んだ後、投資に手を出す人は非常に多いですが(私ももちろんその一人ですが)、最近は投資以外の様々な「資産」構築を目指しています。
本当の資産はお金が減るリスクがない
本当の資産とは、お金が減るリスクが全くないもの、であると理解しています。
一例ですが、秋元康さんは今までに書いた無数の曲の印税があり、もはや働かなくても余裕で生きていけるでしょう。
40年に渡るこち亀の連載を終了した漫画家の秋本治さんも、印税で生きていけます。
誰がどう更新しているのか分かりませんが、有名サイト痛いニュースの管理人さんも、広告収入で生きていけるでしょう。
これらは「お金が減る」というリスクが一切ありません。本当の資産であると思います。
無論、これら資産を「構築」するには相応の努力が必要ですが(投資も同じですが)、一度労力を割いて構築してしまえば資産たりえます。
このような本当の「資産」というものを構築するように最近は努力しています。
資産とは権利である
このような資産を別の言葉で置き換えるとすれば、「権利」になるでしょう。漫画や曲であれば著作権、Webサイトであれば所有権ということになります。
このような権利を得る不労所得も、あまり注目されてはいないように思うのですが、着目すべきであると思います。
無論、権利のみだけで充分な資産構築はできないわけですから、投資と資産構築のバランスをとって進めていくことになります。
これからも頑張りましょう、という雑感でした。