トレードステーションEasyLanguageで、寄付、指成、引け注文は可能?

トレードステーションでは、手動で注文を行う時に「寄付、指成、引け注文」を指定することができます。
ウインドウにこのようなチェックボックスがあるので、チェックを入れて注文を行えばOKです。
しかし、このような注文はEasyLanguageによる自動売買注文で可能なのでしょうか?調べてみました。
問い合わせてみた
マニュアルを見てもどこにも記述がなかったため、マネックス証券に問い合わせてみたところ、このような回答がありました。
質問内容
寄付、指成、
マネックス証券からの回答
お問い合わせいただき、有難うございます。トレードステーション サポートダイヤルでございます。
EasyLanguageでは注文種別を認識するのは、
ストラテジーは基本的にチャートに設定し、
Buy next bar at Market;
また、指成は選択できませんので、場中は指値、14:
※下記はあくまでもサンプルですので、動作につきましては、
if time[0] >= 0900 and time[0] <= 1458 then begin
Buy next bar at ****(指値)limit;
else
Buy next bar at Close;
end;
引け注文に関しては、
Buy this bar at Close;
但し、引け注文という概念はございませんので、
以上、ご確認をお願いいたします。
解説
どうやら、やはり「成行・指値」でしか注文を行えないようです。ですので、頂いた回答では擬似的に「寄付、指成、引け注文」を実現するようなコードを頂きました。
が、あくまで擬似的なので、真の始値や終値とは一致しないでしょう。約定しない可能性もあります。
注意
また上記コードは初期設定だと1分足でしか動作しません。例えば「time[0] >= 0900 and time[0] <= 1458」という箇所です。
解説:Time[0]は現在のバーの形成終了時刻を返しますので、例えば1時間足でストラテジーを実行していたら14:00:00にTime[0]は1500を返します。
トレードステーションで自動売買を行うには、こちらの記事もご参考下さい。