EasyLanguage開発環境の起動〜簡単なプログラムの作成

本記事では、EasyLanguageを使ってインジケータやストラテジーを作成できる、トレードステーション開発環境(EasyLanguage開発環境)を起動して、サンプルプログラムを記述してみます。
では、やってみましょう。
開発環境の起動
トレードステーションを起動して、「表示」→「EasyLanguage開発環境」をクリックします。
すると、開発環境が起動します。たったこれだけです。
または、トレードステーション左側にあるボタンをクリックして、「EasyLanguage」をクリックしてもOKです。
簡単なプログラムを作ってみる
では、すごく簡単なプログラムを作ってみます。単純に終値を結んでいくインジケータです。
開発環境で、「ファイル」→「新規作成」→「インジケータ」をクリックします。
新しくつくるインジケータに適当な名前をつけます。
すると、EasyLanguageでコードを書ける画面になりますので、試しにこう入力してみます。
Plot1(Close,"Close");
意味としては、下記のとおりです
- Plot1
トレードステーションのチャート上に、グラフを描きます。1個目です。 - Close
描くものは終値です - “Close"
このグラフにつける名前は"Close"です。
このコードを書いたら、この「検証」ボタンを押します。検証ボタンを押すことで、記述したEasyLanguageコードに問題がないか、チェックされます。
問題なければ、一番下の画面に「0 エラー, 0 警告」と出てきます。
チャートに適用する
では、いま記述したインジケータをチャート上に表示してみます。
チャート上で右クリックして、「分析テクニックを挿入」します。
出てきたウインドウの中から、自分が記述した名前を選んでOKします。
するとこのように、終値を結んだグラフが下に出てきました。
インジケータの設定を変える
せっかく終値を結ぶので、ローソク足の上に表示したいと思います。線の色も白にしてみます。
チャートを右クリックして、「分析テクニックの設定」をクリックします。
見た目を調整したいインジケータを選択して「設定」をクリックします。
出てきた画面で、インジケータの見た目の調整ができます。
「スタイル」タブでは線の太さなど、
「カラー」では色などが調整できます。
迷いやすいポイントは「スケーリング」です。終値のグラフをローソク足の上に表示するには、「スケール位置」を「元データに軸を合わせる」にします。
これで見た目の設定ができました!
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